物騒な世の中・・・
2007年記事
トあるスーパーの前で ある先輩が呆然と
立ち尽くしている・・・
私「どうしたんすか?ボーっとつっ立つて・・・」
先輩「この辺りにゃ 泥棒がおるバイ!バイクに
買い物下げとったら
全部もって行かれた・・・」
話を聞けば 買い物を済ましトイレに用を達しに行った
わずかな時間の中での出来事らしい。
先輩の家の事情を知る私としては 気の毒がるというより
泥棒に対する怒りが頂点に達したのであった・・・
私:「とっ捕まえて 警察に突き出しましょう!」
先輩:「もう無理ばい・・・」と 土人のように
黒くなった顔から覗かせる
白い歯を見ると余計 同情の念で悲しくなったのだ。
平等に照らし続ける筈の太陽でさえ
紫外線という強力な光が
色白だった彼の容姿を変えてしまった・・・
ささくれ立った 江戸時代の農民のような手は
労働の過酷さを顕している。
彼の家は年老いた親父さんと次男坊の先輩の2人暮らし・・・
激務だからと言って お父上の給仕は 欠かすことが無い
これが主従であれば 立派な忠義者であり
稀に見る親孝行な人だ。
先輩は、建築関係の職人だったが 仕事は目減りして
現在、驚くような薄給でこき使われている・・・
否、こき使われていると言うと 語弊かもしれない・・・
大きな企業とは違い 本当のワーキングシェアで
お互い助け合っていると言ったほうが正解なのかも・・・
だって 建築業界で誰かが 一人勝ちして
内部留保で溜め込んでいる事等あり得ないだろうと思うからだ。
そんな中、隣で携帯片手に 大声で会社の不満を
ぶちまけている若き女性が居た・・・
立ち聞きは良くないと 耳を逸らすが 金髪頭でパンダの様な
眼差しからから放たれる大声は 成るほど 体格に見合い
ものすごい迫力で 嫌でも耳に飛び込んでくるのだ。
キラキラしたサンダルを軸足にこすり付け
なんかさ~ドラえもんに出てくる
ジャイアンの妹 ジャイ子が 否、ボヘミアンみたいな
金髪の女の子だったが・・・タバコ片手に迫力が凄かった、
「よかけんくさぁ~社長ば くらそうぜ!
(なぐろうぜ)」と彼女なりに
密談しているのを見るに 嗚呼・・・物騒な世の中
なのだなあ・・・とため息を漏らしてしまったのだ・・・
※「くらす」=喰らわせる 博多弁で ぶんなぐるの意
PS あの密談は本気だったのかは 定かではないが
下衆な私は 社長をくらしている場面を見たい!
是非youtubeでアップしてくれないか?と
心の中で呼びかけるのであった・・・